校長先生インタビュー | Intervista con il direttore
ロベルト・バロ | Roberto BALO'
若くてさわやかで、そしてとても真面目そうな校長先生。趣味は読書、執筆、テニス。将来は有名な作家になりたいんだとか。でも今は15ヶ月の小さいお子さんがいて、プライベートの時間はお子さんにかかりっきりだそうです。
この学校の特徴は?
この学校は、僕を含めた3人で経営をしているんだけど、その3人ともが先生として働いてもいるんだ。だから、直接生徒みんなのことを知っているし、教える上での問題点、また学ぶ上での問題点をみんなと一緒に考えていくことができるんだよ。他の先生も、生徒との距離はとても近いね。これは小さい学校だからこそできることだと思っているよ。
学校を始めたきっかけは?
イタリア文学を大学で学んだ後、最初の何年間かはイギリスで仕事をしていたんだ。その後で、大学時代からとても仲のよかった現在の経営仲間3人で学校を始めることになって、僕も講師として仕事をはじめる機会をもらった。そしたらこの仕事にすごく興味を持ってね。とても気に入ってしまったんだ。それで、今もそのまま、経営者兼先生をやっているんだよ。
講師はどんな人たち?
まず講師を選ぶ時に一番注目するのは、経験だね。面接をして、どこでどのくらい講師としての経験があるか。それから、僕たちに共感し、同じように考えてくれる人だけを選ぶようにしているよ。だから、この学校ではもう長年ここにいるベテラン講師ばかりなんだ。
イタリア語を学ぶ上で必要なことは?
ポジティブな姿勢かな。特に、色々なことに好奇心を持つこと。イタリア語はもちろん、イタリア文化や芸術を学ぶ上で、好奇心というのはそれを助けると思うんだ。何かを知りたいと思う気持ちが大切なんじゃないかな。後は、やっぱり机の上での地道な勉強だね。
日本人生徒の印象は?

日本人は面白くて、とってもいい子ばかりだよ。何人かはとっても好奇心旺盛だしね。でも何人かはやっぱりちょっとシャイだったりするね。そういう時は、教えるほうも少し難しいと感じることがあるよ。
日本人に教える上で気をつけていることはありますか?
うちの学校では講師に対する教え方のメソッドが確立されていて、きちんと日本人やアジア人向けの教育も研究されているよ。特に、日本から何も分からない状態で来た最初の2,3週間は、絵、画像、ビデオなんかをたくさん使って授業をすることで大きな成果をあげているんだ。その絵やビデオも、きちんとイタリア文化と関係のあるものを使っていて、文化面の勉強にもなる。そうやって文法を間接的に少しずつ教えていくんだ。まずはイタリア語で「話す」、「生きる」、「コミュニケーションする」っていうことが何よりも大切だからね。文法や語法を論理的に教えるのはその後だよ。言語はまず、コミュニケーションの手段であるということを忘れてはいけないと思うよ。
理想の学校とは?
まずは、全てに対して開かれた学校であること。開放的な。理想は、緑にかこまれた、プール付きの学校なんて最高じゃないかな。(笑)生徒と一日中そこにいられるような空間だといいね。
これからの学校は?
僕たちが今までやってきた、この学校の形式はとても気に入っているんだ。小さくて、きちんと生徒の一人一人に目が行き届くいい環境だと思ってる。だから、この学校に関しては特にこれから変えていこうとは思っていないよ。ただ、これから他の町や海外にも学校を開きたいと思っているんだ。今のところベネツィアで開こうかと考えているんだけど、まあまだ計画段階だね。他の町で学校を開くとしても、今のこの規模や形式はずっと変えないつもりだよ。僕たちはこの学校がとても好きだからね。
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